内装建具の打ち合わせ
先日、H様邸の内装建具、床材について建具屋さん、福井監督、石澤設計で打ち合わせを行いました。
今回、H様邸の建具は全てオーダーになります。
制作してくださる建具屋さんは、奈良市の建具屋さんで、塗装も得意です。
建具と言っても引き戸、開き戸、折れ戸等用途と意匠性に応じて使い分けされます。
建具枠についてあった方が良いのかどうか、また収納の扉の形状はどうすれば使い易いかとか等、いろいろ意見を出し話し合いました。
トイレ、寝室、洋間、洗面脱衣場は全て引き戸になります。素材はコスパのいいシナベニヤです。艶消しのウレタン塗装をして多少の木目を出します。
また、床材は吉野の赤杉を敷く為、床材と建具の色味をあわせて検討が行われました。。
その他の収納は、収納扉を壁と同化させたい為、収納扉に塗る塗料を壁の色に合わせて調色してもらいます。手間ですが壁と、収納扉の色を合わせることで一体感がうまれ部屋も広く見えます。壁に張る土佐和紙色と建具に塗る塗装の色を合わせるのに、和紙の見本を塗料メーカーに渡して調色してもらいます。
完成してしまえば、ほとんど工程や手間等気づかないことが多いですが、全て細かいところの拘りがあってデザイン的にもトータルで素敵なお家が出来ると思っています。
是非、完成をお楽しみに!(^^)!