石澤 眞知子 石澤 眞知子

家造り 後悔

2025/04/30(水) 家づくりのこと

家づくりの後悔ランキング!建てる前に知っておくべき7つの落とし穴

自分たちの理想の住まいを建てる。 そのために計画を素晴らしく稼働しても、建てた後に「こんなはずじゃなかった」「ここをもっと考えておけばよかった」と後悔する人も少なくありません。

ここでは、家を建てた人たちの実際の声や課題をもとに、「家づくりの後悔ランキング」をまとめ、それを防ぐために「建てる前に知っておくべき7つの落とし穴」を解説します。


後悔ランキングトップ!家づくりの実際の声

実際には、次のような後悔がよく上がります。

1. 間取りを失敗した  2. 労働効率の悪い導線 3. ストレージ(容量)、仕分けが不足  4. 新しい街なのに周辺環境が最悪  5. 貯金に不安 6. 暑い、寒い等、心安らぐ住まいではなかった。 7. 無理をした経済計画


建てる前に知っておきたい種類別「7つの落とし穴」

落とし穴1. 「間取りを気分で決める」

間取りを気分で決めると、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔する原因になります。

重要なのは、「現在」の便利性だけではなく「将来」を見据えること。家族構成の変化や一人一室の必要性を考慮して間取りを設計することが大切です。

例えば、2階建てで2階に子供部屋と夫婦の寝室を作ったとして、年月が経ち子供は巣立った後、老年の夫婦は、1階で平屋感覚で生活できるように、リビングに部屋を併設して寝室として使用するなど。

落とし穴2. 「家中労働効率を考えていない」

平面図だけを見ても、家事労働がしやすいとは限りません。

機器の置き場所、歩く効率、家事労働の流れを実際にシミュレーションして、日常の作業がスムーズにできる間取りを計画することが必要です。

落とし穴3. 「物おき場所、ストレージ仕分けが不足」

新しい家で、すぐ物であふれかえることはよくあります。

パントリー、シューズ、手持ち家具など、自分達が使う物をあらかじめ書き出し、それをどこに置くかを計画しておかないと後悔につながります。

タテルナラでは、ファーストプランを書く時には、必ず新居に持っていく家具リストを頂いています。それには、各サイズとどこの部屋に置きたいのかを
お聞きしてからプランニングに入ります。

落とし穴4. 「周辺環境を満足に調べていない」

地域や大通りの騒音、日差しの当たり方、周辺の建設計画…これらをちゃんと調べずに地を決めてしまうと後悔になります。

日本は季節や天候変動も大きいので、冬の光がどれくらい入るのか、狭小地では特に調査が必要です。

落とし穴5. 「貯金計画があいまい」

建築費はある程度予測できますが、入宅後の経済費用や総合計画を精密に置いておかないと、日常生活で貯金不安を抱えることになります。

税金の発生や、光熱費や教育費など、建築以外の支出も含めて無理のない住宅計画を立てることが大切です。

 

落とし穴6. 「日常の暑さ、寒さ対策が不十分」

高気密・高断熱を基本に、適切な日射設計、確実な施工、温熱環境の管理が整った住まいを選びましょう。
認証だけに頼らず、実際に体感して納得できる住まいを見極めることが大切です。

落とし穴7. 「『こだわりすぎ』の経済計画で無理をする

最新機能、最高グレードの材質…。 「一生に一度だから」と欲しくなる気持ちも分かりますが、経済的に無理をすると、後の生活が苦しいものになります。

他の部分で調整したり、「最優先位置」を明確にして決断することが大事です。


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